農家さんの紹介:那須野が原 生きものネットワーク(那須塩原市)
人の視点だけではなく生きものの視点を通して環境を創出・保全し、人と自然をつなげ、身近な地域の自然に価値を見出し、かつての里山のように、現代に見合ったカタチで地域住民自身が手入れを行い、自然資源を生活の中で利用、活用していけるような持続可能な循環型社会の実現を目標としています。
現在の具体的な活動内容として、ビオトープとは生きものの生息環境を示す言葉ですが、その管理を通して環境体験学習を行うプログラム「エコレンジャー」や生きものの視点による水辺調査、森の保全と個人食料自給率、生き方の選択肢を高め、地域の環境を手入れするキッカケを生活のなかにつくる仕組みとして、地域の荒廃した竹林手入れし竹や竹チップを畑に入れて自然の力を最大限に引き出し微生物によって野菜をつくる「森と畑をつなげる活動」を実践しております。
また日常生活からでる生ゴミを利用しながら自然の原理の上で微生物よって野菜づくりを行っている「菌ちゃん野菜づくり」の菌ちゃん先生こと吉田俊道さんと、長崎の「大地といのちを守る会」の活動に感銘、師事し、一般の人にも菌ちゃん野菜づくりの普及と食育活動を始めることを決意し、大日向マルシェでデモンストレーションや土づくりのお話合会を開始しました。体験を重視し、野菜づくりを通して自然を感じ学べる場として菌ちゃん野菜づくりの講習なども企画したいと考えています。
*那須野が原 生きものネットワーク|ナスノガハラ イキモノネットワーク(那須塩原市)