農家さんの紹介:日光あおぞら農園(日光市)
宇都宮市に住んでいますが、日光市で体と環境に優しい自然栽培を行っています。より自然に近い状態に土の力を戻し、微生物・バクテリア等の力を借り、無肥料・無農薬・除草剤を使わない農業に取り組んでいます。
今の野菜は、昔の栄養分の半分も無い物が多いといわれています。特に法蓮草に含まれる鉄分は、五分の一になっているそうです。自然栽培で、昔の野菜の味・栄養を取り戻せたらと思っています。稲作と露地野菜が中心で、少量多品目に挑戦中です。土地と季節に合った旬の野菜にこだわって栽培しています。また、イタリア野菜にも積極的に挑戦しています。
「身土不二」(しんどふじ)という言葉があります。人間の身体と土地は切り離せないもので、その土地で季節に採れた旬のものを食べるのが健康に良い、という考え方です。人の身体は毎日の食べた物でできています。食の安全・安心とよくいわれますが、農薬の使用量は世界の中でも日本はトップクラスです。使用基準も世界の各国によって違い日本は先進国の中でも、さほど厳しい状態とはいえません。様々な栽培方法がある中で、自分で納得のいく野菜・自分の子供に胸を張って食べさせる事ができる野菜を作っていくことが、これから自分の農業だ。と思いました。
慣行栽培から切り替えたばかりなので、多品目の栽培となると、まだまだ勉強不足です。自分の納得した野菜を望んでくれる方はきっといるはずと思い、それを糧に野菜を栽培していけたらと思います。
*日光あおぞら農園|ニッコウアオゾラノウエン(日光市)